内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
胃カメラ
口または鼻から直接細いカメラを挿入して食道・胃・十二指腸の観察を行う検査です。
消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)、胃がん、食道がん、逆流性食道炎、ポリープなど、様々な上部消化管の病気の診断に有用です。
がんが疑われる場合には消化管粘膜の組織を採取して病理検査をすることで、がんの確定診断をすることが可能となります。
大腸カメラ
肛門から細いカメラを挿入して大腸全体を直接観察することで大腸がんや大腸ポリープの発見に有用な検査です。
近年では日本人の食事の欧米化に伴い、大腸がんが増加傾向にあります。
また大腸ポリープのなかには将来的に大腸がんになるものも存在します。
当院では日帰りで大腸ポリープの切除を行っており、小さいものであればその場で切除も可能です。
とくに便潜血検査で陽性と指摘された方は、大腸がんが存在する可能性もあります。
大腸がんは早期発見・早期治療することで根治することも可能ですので、気になる症状のある方は早めの大腸カメラ検査をおすすめします。
当院の内視鏡検査の特徴
鎮静剤を使用しての検査に対応
当院では胃カメラ・大腸カメラともに鎮静剤を使用してウトウトと眠っている状態での検査も可能です。
多くの方は「気が付いたら検査が終了していた」と実感されると思いますので、検査時の身体的な苦痛を感じずに検査を受けることが可能となります。
過去に内視鏡検査で苦しい思いをした経験をお持ちの方は鎮静剤を使用しての検査をお勧めいたします。
ただし鎮静剤を使用した場合、検査後に30~60分程度リカバリースペースでお休みいただく必要があります。
またご帰宅の際にもご自身では自動車やバイクの運転ができなくなりますのでご了承ください。
トイレ付きの前処置室を完備
大腸カメラの前には前処置として下剤を服用していただき大腸をキレイにしていただく必要があります。
当院ではこの下剤を服用していただくためにトイレ付きの個室(前処置室)をご用意しております。
エアコン、リクライニングチェアー、テレビも設置してありますので、この前処置室をご利用してリラックスして検査前の準備をしていただくことも可能です(ご希望の方のみ)。
土曜日も内視鏡検査が可能
お仕事の都合などで平日の検査が難しい方でも検査を受けていただけるように土曜日も内視鏡検査を行っております。
また当院では長年にわたり内視鏡検査を行ってきた消化器内視鏡専門医である院長が全ての内視鏡検査を行っております。
検査料金
胃カメラ概算検査費用(保険診療)
検査(治療)内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
---|---|---|---|
胃カメラ観察のみ | 約1,700円 | 約3,500円 | 約4,400円 |
胃カメラ+病理組織検査 | 約3,000円 | 約6,500円 | 約10,000円 |
※検査前の診察代や血液検査費用などは含まれておりません
※無症状で健康診断としての検査の場合は自費診療となります
※鎮静剤を使用する場合は別途費用がかかります(+500~1000円)
大腸カメラ概算検査費用(保険診療)
検査(治療)内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
---|---|---|---|
大腸カメラ観察のみ | 約2,000円 | 約3,700円 | 約5,500円 |
大腸カメラ+病理組織検査 | 約4,000円 | 約7,000円 | 約11,000円 |
大腸ポリープ切除 (個数や部位により異なります) |
約8,000~10,000円 | 約16,000~20,000円 | 約24,000~28,000円 |
※検査前の診察代や血液検査費用などは含まれておりません
※無症状で健康診断としての検査の場合は自費診療となります
※鎮静剤を使用する場合は別途費用がかかります(+500~1000円)